過払い金返還請求の現状





過払い金が発生する詳しい理由を説明します。過払い金とは、利息制限法の上限金利を超え、出資法に定める上限金利に満たない金利帯のお金のことをいいます。消費者金融やクレジット会社などの金融業者が、利息制限法の上限を超えて取り続けていた利息なのです。(利息制限法の上限金利は借り入れ額の15%~20%、出資法の上限金利は29.2%)現在は2006年の法改正で出資法の上限が利息制限法の水準まで引き下げられています。



例えば、何年もローン返済をしているのに、全然元金が減らない場合、高い利率のまま返済している場合があります。そして、高い利率で長く返済している人ほど、過払い金が発生している可能性があります。例えば、5~7年以上借金を返している場合は、過払い金が発生している可能性が高いようです。過払い金とは、本来であれば支払う必要のないお金のことをいいます。この過払い金が発生している理由としては、利息制限法で定められた金利を超えた利率で返済していたためその差額が発生しているということなのです。過払い金は本来払う必要のないお金になります。黙っていると損をします。そして、当然のこととして過払い金は取り返すことができます。きちんとした請求をすれば借金の減額が出来たり、手元にお金が残るケースもあります。

それには、弁護士・司法書士に依頼するのが、まずは第一歩です。大半は裁判所で訴訟を行うことなく、金融業者との和解を成立させてくれます。そして、過払い金を取り戻してくれます。また、過払い金返還請求は完済から10年以内であれば請求を行うことが出来ます。かなりの時間的余裕があるので、過去10年以内に借金を返済し終わったかたも諦めずに、過払い金返還請求を検討してみる価値があります。
弁護士や司法書士に依頼すれば、どのくらい過払い金が発生しているのか調べてもらうことも出来ます。まずは相談してみることです。